2020/05/17 18:41

この度のコロナによる外出自粛で思わぬ活躍をしたのが、昔ギニアで買ったお土産用の人差し指サイズのクロッシュでした。

クロッシュというのは、ギニアでジェンベと一緒に演奏するドゥンドゥンという太鼓につけるベルのことです。

写真右上が本物のドゥンドゥンとクロッシュ、写真左上の真ん中の太鼓にくくりつけてあるのがお土産クロッシュ。


私はアフリカの太鼓を叩くのですが、お家で太鼓の練習をするとなった時、ただでさえ普通のライブハウスでクレームが出るほどの大きな音がする太鼓を家で叩ける訳はなく、じゃあこれで、ってことでちっちゃな爪楊枝ケースにこのお土産クロッシュをつけて練習をしていたのでした。

そして、動画やオンラインでこのキットを叩いていると海外の人からも「それかわいいねー!」てたくさんコメントをもらい、そのうちなんだかとっても愛おしくなってきたのです。


それがこのクロッシュ君誕生のきっかけです。


このクロッシュ、国や地域によって形や音や奏法が違ったりするのですが、ギニアのアマナ地方のクロッシュはちょっと有名です。

なんてったって、アマナのクロッシュて曲があるのですから。


https://youtu.be/mO-QoE7iE0M

1:00位から、このクロッシュがフィーバーし出します。)


さてさて話が長くなっていますが、アマナクロッシュは基本大中小の筒の太鼓にそれぞれ合ったサイズのものを付けます。クロッシュも3つ大中小があるって訳です。

そしてそれは取り外した時、3つ重ねて収納できます。

重ねて収納できる、って、ホント知らない人にはどうでもいい情報ですが(笑)こういうちょっとした工夫に注目するのが大好きで、このクロッシュ君の後ろのプリントには大と中のクロッシュが重ねてあるんです。(写真矢印部分)重なってない小のクロッシュもちゃんと収まるサイズで描いてますよ(笑)


表はドゥンドゥンバ用(大)、後ろはケンケニ用(小)のクロッシュ君です。


この一見地味な楽器への愛おしい気持ちが伝わる!?いや、伝わらなくてもただ気に入っていただけたら、嬉しいです。


ちなみに実はこのクロッシュ君は2代目です。1代目は・・・また違うアイテムでそのうち登場しますよっ