2020/03/20 13:01

ギニアの村に行くと必ずカフェに行きます。

カフェに集まっているのはほとんどが男の人たちで、1杯1000GF(ギニアフラン・およそ12円くらい)の、ちっちゃくて使用感たっぷりのコーヒーカップに入った濃いコーヒーに、砂糖をたっぷり入れて飲んでいます。ともすれば運ばれてきた時からコーヒーは溢れていて、そこに砂糖を入れて混ぜると更に溢れる。そのソーサーに溢れたコーヒーは、カップのコーヒーを何口かすすった後、またカップに戻して飲みます。日本の冷酒の飲み方みたいな感じです。それが正しい飲み方かどうかはわかりませんが、この飲み方をすると、初対面の外人である私の様子を伺っていた周りの人と少し距離が近づくような感覚がある時があります。
カフェは交流の場なので、そんな風にカフェを飲みながら、長い時間おしゃべりしたり、ちょっとだけ顔を出して挨拶したりするのです。
毎日のように行く時、1日何度も行く時もあります。だから華やかな場所ではないですが、いつもふっと思い出す風景といえばカフェなんですね。

この手ぬぐいのイラストには、訪れた村々でカフェに行ったからこそ見つけた、ちっちゃな発見をふんだんに散りばめました。コーヒーが入った魔法瓶とか、バラ売りされているタバコとか、みんな木の長椅子に並んでる様子とか。
ちょっと面白がっていただけたら。
カフェの話はまたどこかでいつか。

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